社会福祉士は、1987年に時代の要請により、ソーシャルワーカーの国家資格として誕生しました。
当時の要請とは、迫り来る高齢社会への対応でありましたが、名称独占資格であったため、社会福祉士として配置されることがなく、社会的に認識されない状況が続きましたが、2006年4月より介護保険法による「地域包括支援センター」では、社会福祉士が総合相談支援業務、権利擁護業務の担当者として位置づけられ、初めて配置義務が設けられました。
現在では、成年後見制度における第三者後見人としての受任、学校教育現場でのスクールソーシャルワーカー、更生保護の現場でのソーシャルワーカーなど、一般的な福祉の分野を超えて、社会福祉士の活躍の場が増えているとともに社会福祉士の重要性を認識してくださる方たちも増えてきましたが、現場で活動する社会福祉士の立場から見るとまだまだ十分とは思えません。なぜなら「今困っている人」たちが数多くおられるからです。そのためにも、社会福祉士としての資質向上に努め、社会的地位の向上を目指し、道民の社会福祉向上のため尽力いたします。
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